マネジメントにおけるタックマンモデルとは?

JDR.株式会社の小野明夫です。
マネジメント理論について紹介します。

マネジメント理論のタックマンモデルは心理学者B.W.タックマンが1965年に提唱したモデルで、チーム形成には発展段階があることを示した理論です。
この理論では、メンバー同士が前向きに協力し合うことで、シナジー効果が獲得されることが重視され、望ましいチームビルディング過程を5段階でとらえています。

具体的にはForming(形成期)、Storming(混乱期)、Norming(統一期)、Performing(機能期)、そしてAdjourning(散会期)です。
彼はこれら5段階のステップにおいて、どのようなチームビルディングが求められるのかを明確にしました。

そしてリーダーはチームがどの段階にあるのかを適宜確認し、適切なチームビルディングが行われているのかを把握します。
例えば、混乱期にはチームメンバーの不満などが蓄積するといった懸念があります。

それを越えるためにリーダーはメンバーたちの不満を内に溜めさせないことを重視します。
適切なレクリエーションなど組織内メンバー間の人間関係を円滑にさせるための試みなども効果的です。

JDR.株式会社 取締役会長
小野明夫