水平的評価を用いたマネジメントが増加中

JDR.株式会社の小野明夫です。
マネジメント理論について紹介します。

水平的評価を用いたマネジメント手法を取り入れる会社が増えています。
従来の縦型の管理形態を採用している企業では、上司の主観的な評価に左右される傾向が強く、公平性のある評価ができない傾向がありました。

水平的評価は、働く人同士でお互いを評価しあうために、複数の第三者の評価による公正な評価を得ることが可能になるのです。
変化の激しい時代では、垂直展開の人事制度では、新しいビジネス展開を進めるにあたって、柔軟な対処ができない場合もあります。

横展開の評価により、現場よりな評価が浸透し、状況に応じた変化を経営に反映していくことが可能なり、長く勤続している社員であれば、上司が管轄するより、正当な労働評価を行えるものです。
水平的評価によるマネジメント理論を会社に導入するには、事前にチェックポイントを設けておくことも必要です。

なぜなら、すべての情報を横に展開していくと、作業者同士で混乱を招くことがあるからです。
水平的評価を行わせるための指標を上司が作成しておくことが必要。

外部から新しい人材を雇用する場合など、客観的に評価できる水平的評価のほうが良い場合もあります。

JDR.株式会社 取締役会長
小野明夫