寛大化傾向におけるマネジメント方法と実践

JDR.株式会社の小野明夫です。
マネジメント理論について紹介します。

最近の企業の多くは人事制度として人事考課を導入しているところが多くあります。
一定期間の目標やプロセスを決めてその評価を行います。

人事考課で気をつけなければならないことはいくつかあります。
目標を達成するために目標を設定し、これは業績にも大きく関わってきます。

業績が良ければその人の賞与や昇給にも影響することで、モチベーションを維持することができるようになります。
一方で正しい評価が行われていなければ本人の不満にもなりますし、業績と連動しなくなります。

人が人を評価するのでエラーは発生してしまいます。
その一つが寛大化傾向です。

マネジメントを行う人が評価制度や基準を理解していないことで発生したり、部下の仕事をしっかり記録していないため感覚になっている、部下のからの信頼を維持したい、寛大にしておいてモチベーションが下がらないようにする事などで発生します。
寛大化傾向をうまくマネジメントするためには、目標をしっかり設定して客観的な指標を持って決める事です。

プロセスがあるなら記録を取っておいて面談時に出来たこと、改善が必要なことを話せるようにします。
このような取り組みは考課者訓練やマネジメント研修などで取り組む企業も多くあります。

JDR.株式会社 取締役会長
小野明夫