マネジメント理論のシックスシグマ

JDR.株式会社です。
マネジメント理論について紹介します。

シックスシグマとは、元は1980年代にアメリカで提唱された製造業での品質管理手法の一つですが、今では工場での製品製造だけに留まらず例えば営業部門や経理部門にも応用されていますし、企業経営などのマネジメントレベルでの活用もされています。

シックスシグマの語源は統計学標準偏差を表すシグマで、完成した製品であれ何かの作業工程であれ、人間や機械の行うことには必然的にばらつきが生じますが、平均的なレベルから許容できないくらいに大きく偏ったものができないようにするという意味で用いられています。

より具体的な理論としては、まず測定と分析を行い、実際にどれくらいのばらつきがどのような頻度で生じているのかを把握します。
それが許容範囲内であれば別に問題はないわけですが、もし許容できないレベルなのであればばらつきを抑えられるように設計や修正を行います。

その上で、本当にばらつきが少なくなったかどうかを検証するということになるわけです。
このサイクルを繰り返すことで、製品製造のみならず、様々な手順などについても応用できます。

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